子供の頃、時々おつかいに行った。（昭和の思ひ出。）極近のイケダが主だった。ビニル袋に入っただけの玉子、せいろごと仕入れて玉売りしていたうどん、丸十から松尾パンに変わった菓子パン（スイ〜トロ〜ルがお気に入り。） など。
たまに、少し遠くの商店に行った。母に漬け物を頼まれて。そこは猫がいて、オバサンがひとりでやっていて、お世辞にもきれいとは言い難い。いや、むしろ◯たないかも。やや漬かり過ぎのキュウリの漬け物。酸味があって、食がすすむ。オバサンに「漬け物下さい」と言うと、年季の入ったぬか床からキュウリを掘り出してくれる。そのなんとも言えない、旨そうな、ちょっと臭そうな。目と口をベッチャリと笑顔型に固められたオバサンの、ぬかの付いた手。
最近、ぬか床が元気良く、今日のキュウリはそんな味がした。
今日の晩ご飯：へしこ鰯と野菜の冷製カッペリーニ・ホタテチャウダー・ラタのせオムレツ・ミカの宿題（調理のお題＝炒め物 コンビーフとジャガイモとピーマン炒め）・揚げるだけのアジフライ
